京都を散歩するとき時間があると
西本願寺の「お西さんを知ろう」によく参加します
阿弥陀堂や御影堂にお参りします
その際に阿弥陀堂なら阿弥陀さまの両サイドに
御影堂なら親鸞聖人さまの両サイドに「輪灯」と呼ばれる
灯明があります
御影堂の輪灯です
御影堂の輪灯です
ところで輪灯って・・・
浄土真宗で使われる仏具の一種で仏壇内に吊るして
灯り(照明)として使われるものです 主に真鍮製です
その他の灯りとしては、燭台(ろうそく)燈籠などがあります
「無明の闇を照らす智恵の光」ですね
お西さん・浄土真宗本願寺派では、皿と輪の部分に菊の花が
装飾された菊輪灯が使用されます
御影堂の親鸞聖人です
菊の装飾がきれいです
ピカピカに磨き込んであります
御影堂の親鸞聖人です
菊の装飾がきれいです
ピカピカに磨き込んであります
何度もお参りに行くと輪灯の前に踏み台に乗って
僧侶の方が何かをしている光景に出会す
結構な時間何かをしています
そしてまた踏み台に上がって
何でしょうか
実は、これ炎の高さを調整しているのです
この輪灯の光は、油を燃焼させて灯りにしていますが
何本もの芯を束ねてあるもので
灯りそのものは横長の長方形の形状になります
上の辺が一直線になるように芯を一本一本長さを調整します
この炎の調整を真後ろから見ると何かを食べているようにも見える
この炎の調整を真後ろから見ると何かを食べているようにも見える
以前 サンコンさんがお葬式で焼香をする際
前の人が抹香をつまんで額におしいただいている所作を
真後ろから見て 食べていると勘違いして抹香を