雪丸の京都散歩2

雪丸号(自転車)に乗ってちょっとディープな京都をご紹介します

2016年10月

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2016秋の高山祭 宵祭です

秋の高山祭 宵祭です

今回の高山入り これ(宵祭)のみを見に来たといっても
過言ではありません
春の高山祭は夜祭  秋の高山祭は宵祭と呼びますが
どちらもすばらしい

昼は見なくてもいいとは言いませんが(笑)
この宵祭は、絶対にご覧下さい


18時 宵祭出発の前に表参道の屋台を確認に・・・

提灯に火が入っています
昼間にちょっと確認しました

takayoi suichi
スイッチです(笑) バッテリー搭載のようです

takayoi houo1

takayoi houo2
鳳凰台の提灯に火が入っています

takayoi houo3

準備完了

takayoi houoback
月が出ていましたのでいっしょに
takayoi houotsuki
きれいでした


takayoi houmei1
豊明台も準備完了

takayoi houmeitsuki
こちらも月とともに・・・

takayoi omote
宵祭出発前の表参道

takayoi kagura1
神楽台がいました 先頭で進みます

さて、場所移動です
橋を渡る屋台を見たくて布引橋と桜橋の中間に

takayoi kagura2
やって来ました
先頭の神楽台 橋を渡るところはぶれてしまってだめです

takayoi hoteiyorujyun
からくりを奉納した布袋台です

takayoi houmeiyorujyun
江名小川 布引橋を渡る豊明台 なんとか写りました(笑)

takayoi gyoushinyorujyun
行神台も渡って行きます

takayoi hououyorujyun
下二之町を進む鳳凰台 

takayoi shinbayorujyun
下二之町を進む神馬台

takayoi kagurayorujyun
安川通を巡行中の神楽台
見学する人で満員御礼

安川通を左折して下一之町に入って桜橋を目指します


桜橋の南詰のちょっとした広場が最後のメイン会場になります

takayoi kikan
その手前にテントがあり そのテントで年行司さんが待機

takayoi kaguranishi
神楽台を先頭にやってきて西側の道に入って待機
年行司さんと神楽台が次々にやって来る各屋台を迎えます 

takayoi aisatsu
 各屋台の代表の方(当番主任)がテントの前に来て年行司さんにご挨拶

「本日は、無事祭事が執り行われ慶祝に存じます
年行司の皆様ご苦労様でした
これをもちまして ○○台 曳き別れをさせていただきます」

takayoi omukae
挨拶を無事終えた各屋台を獅子舞の皆さんがいっぱいに
手を広げて出迎えます

takayoi syugo

takayoishishimai1
最後に別れを惜しむように踊ります 
takayoishishimai2
踊ります
takayoishishimai3
踊ります
takayoishishimai4
踊ります
takayoishishimai5
 踊ります
そして終了 拍手喝さいです


takayoi kaguranishi2
 
最後に残っていた神楽台が帰って行きます
祭の後は いつも寂しげですね


次の高山祭は 2017年4月14日・15日の「春の高山祭」です
お出掛けください



  http://line.me/S/sticker/1090260
nana-kanban
 
 
 
 
 

高山祭 屋台曳き廻し

今回は、屋台曳き廻しです

屋台曳き廻しを見に行きましょう

春の高山祭は曳き廻しありません
秋の高山祭に行われるのが屋台曳き廻しです

昼間の動く屋台を見ましょう

4台の美しい屋台が街を巡行します
神楽台と鳳凰台は 毎年巡行します
あとの2台は 交代で・・・・
今年は、神馬台・豊明台が登場しました

八幡宮の表参道から北に向かいます

高山祭は、とにかく屋台との距離が近いということです
絶対に触ってはいけませんが 触れるくらいの近さで
巡行して行きます

街自体もあまり大きくなくもちろん道も広くありませんので
自然に距離が近くなります
「はい、屋台が通りますので前を空けてください」と
おおらかな感じです

京都の祇園祭の山鉾と比べてしまうのも変ですが
もちろん大きさが違います 重さも 曳く人数も違います
しかし、飛騨の匠たちの技術・豪華さにおいて
まったく山鉾に劣っていません
「雪丸の京都散歩2」なのですが 山鉾よりも個人的には
ここの屋台・・いや高山祭が好きです
京都の皆さん・京都好きの皆さん・・・すみませんお許しを

曳き廻しの距離は約1.3km
この距離を2時間30分かけて進む(休憩を含む)
hiki-map

hiki ecyu

hiki kagura
さて、神楽台がやって来ました

hiki kaguraoshi
結構なスピードで進みます


hiki shinba
次は、神馬台です

hiki hannya
般若面の刺繍が印象的です

表参道まで戻ってくると神馬台は八幡宮方面へ
hiki shinba3
角回しで方向を変えた

もちろん小さな車輪が出てきてくるりと回る
shinba kadomawashi
出てきました 角回し用車輪

小さな車輪はどうやって出すのでしょうか
見逃してしまいました

hiki shinbasyarin
かぶらではないようです 車輪止めでいいのでしょうか 
名前を聞くのを忘れました 

hiki shinbaketsu
神馬のお尻です(笑)


hiki homei

豊明台です

niki homei
こちらの屋台は表参道交差点を少しだけ西に向かい待機します

さて、豊明台の角回しです
今度は、見逃しません(笑)

hiki rifutoup
なるほど アナログな方法ですが確実ですね
くるくる回すと角回し用の車輪が出てきます

hiki upup
車輪が少し浮いているのが分かりますかぁ
後の車輪を支点にして 角回し用車輪で
くるりと方向転換します

最後は、鳳凰台です
hiki houo
鳳凰台は、表参道交差点手前で止まります

hiki houo up
天気が良くて 鳳凰がキラキラきれいに光ります


hiki homeiup
豊明台も輝いています

hiki homeicyokoku
 豊明台の彫刻もホントきれいでした

hiki momeicyichin
宵祭の提灯・・スタンバイOKですね


さて いよいよ宵祭です
自分の中ではこの宵祭がメインです

次回、宵祭に続きます


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 nana-kanban

 



2016秋の高山祭です

今回は、京都です が小が付きます
小京都といわれています 飛騨高山に行ってきました

この時期 もちろん「秋の高山祭」です

すみません橋本の街のご紹介は後日になります 

「秋の高山祭」・・と秋が付くのは春もあるからです
日にちは 
春の高山祭  4月14日・15日
秋の高山祭  10月 9日・10日

それでは行ってみましょう
8日の深夜 41号線を北に走って高山入り
良い場所の駐車場を確保するためです
なにせ狭いところに全国からの観光客
車で高山入りする方も多い
祭の期間は市内は駐車場探しと待ちで大渋滞します
それに駐車料金が高い・・・
電車利用が正解かもしれません

深夜から朝まで雨それもかなりの・・・
高山祭は、雨が降ったらすべての祭事が
中止になりますので心配です

なんとか上って高山市から配信される祭情報メールにも
少し遅れて(2時間遅れ)行われるとのこと・・一安心です

ここで「秋の高山祭」って?
高山祭とは、春の「山王祭(さんのうまつり)」と秋の「八幡祭(はちまんまつり)」、
二つの祭をさす総称で、16世紀後半から17世紀の発祥とされています。

幾多の変遷を経ながらも、江戸時代の面影を残す伝統行事として、
今日まで受け継がれてきました。

このうち、高山を秋の彩りで染める「八幡祭」は、旧高山城下町北半分の
氏神様である桜山八幡宮の例祭です。
毎年10月9日・10日になると、安川通りの北側・下町に「八幡祭」だけの
11台の屋台が登場。

屋台が町を巡る曳き廻しや布袋台のからくり奉納などの伝統的な祭行事が楽しめます。
                          (高山市公式HPより抜粋)

11時の屋台曳き揃えに向かって各屋台が桜山八幡宮表参道をめざす
京都祇園祭では山鉾といいますが ここ高山では「屋台」と呼びます 

takayama wataru
橋を渡る宝珠台(棟を飾る雌雄の大亀)

takayama houhou
豊明台と宝珠台

takayama gosyoguruma
豊明台の御所車に注目 美しすぎですね

takayama sutanbai
宝珠台の辻回し・・高山では「角回し」というらしい スタンバイ

takayama tujimawashi
車輪が出てきてくるりと回ります(詳しくはのちほど)

takayama hikite
進行方向の微調整は かぶらを入れないで(かぶらてこ)真中の棒で
行います 
体重を掛けて方向調整 

八幡宮の境内に行ってみましょう 布袋台がいるはずです
takayama machiman

takayama karakuri

takayama hotei
布袋台です 12時からからくりの奉納が始まります
からくり見学はパスしました

そろそろ屋台が整列している時間です
順番に見て行きましょう
takayama hikizoroe

最初は、鳳凰台(ほうおうたい)ですね 
各屋台の衣裳にも注目してください
衣裳の違いを見て歩くだけでもおもしろいですね 

鳳凰台といえば なんといっても
谷口与鹿(たにぐちよろく)が彫った獅子の彫刻です 
takayama houhou2
すばらしい彫刻でずっと見てしまいます

takayama houou f


豊明台(ほうめいたい)
takayama houmei f

御所車あでやかです 
takayama houmei2

神馬台(じんまたい)
takayama shinma2
白馬と白丁人形
takayama shinma f


神楽台(かぐらたい)
屋台行列の先頭で屋台囃子で活躍します 
takayama kagura

takayama kagura f


仙人台(せんにんたい)
唐破風の屋根と仙人の人形が特徴 
takayama sennin

takayama sennin f


大八台(だいはちたい)
大御所車 1.56mの直径があります
takayama daihachiryu

takayama daihachi2

takayama daihachi f


行神台(ぎょうじんたい)
役行者登場です 
takayama ennno
 
takayama gyoojin 2

takayama gyoujin f


鳩峯車(きゅうほうしゃ)
四方の綴錦に注目 
takayama miokuri1
雲龍・・どこかで見たことがあります(笑)
側面の明人遊苑図 

takayama miokuri2
そして見送りの明古渡り
takayama kyuhou f


金鳳台(きんぽうたい)
takayama kinpo2
 神功皇后と武内宿禰の飾り人

takayama kinpo f


宝珠台(ほうじゅたい)
屋根に1対の大亀 
takayama hojyu2

takayama hojyu3
とにかく彫刻のすばらしさ
波が砕け散る表現は必見です 
takayama hojyu f
 
次回は、屋台曳き廻しです 



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