雪丸の京都散歩2

雪丸号(自転車)に乗ってちょっとディープな京都をご紹介します

2010年07月

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謎のマンホール

今回は、マンホールのお話です。「大正5年 下水」のマンホールです。
taisyo5


場所は、35/01/35.0  135/46/09.1 ±4m 日本測地系 
もう1枚は同志社幼稚園の前にあります。写真のものは幼稚園まえから南(御所方面)へ いわゆる下ルです
昭和61年にマンホール研究家の林丈二さんによって発見?され、「芸術新潮」の4月号「特集・珍々京都楽しみ図鑑」誌上で発表されたものです またこの時発見された大正2年製のものは、府庁付近との情報だけで住宅地図片手にローラー作戦に出ましたが残念ながら見つけることは出来ませんでした。後日、調べてみたらもう残っていないようです。何処にいってしまったのか?もしかしたら収集家の手によって保存されているのか?
どなたかご存知の方はご一報くだされば幸いです。
なぜ謎のマンホールなのか?
それは京都市は明治27年(1894)に下水道設置の基礎調査を実施したが、財政上などの理由から実現に結び付かなかった。そして、昭和5年(1930)に失業応急事業として下水道事業に着手したのが始まりであるとある。 うーん、どうした大正2年や5年が出てこない 記録上では大正2年や5年にマンホールがあるはずがないのです。また、京都市市制施行が1889年(明治22年)4月1日 京都市き章は明治24年(1891年)10月2日に制定 しかしこのマンホールに京都市き章なし
どこが設置したものか どこが製造したものか ひょっとして裏側に製造したところ(会社)の名前があるかも 未確認です
誰がどのような経緯でこれらを作ったものか、全く分かっていません。こうなったらやはりマンホールの裏側が見てみたい。京都市で許可が出るのかな?
ところで今週末は、愛宕神社の千日詣です。がんばるぞっと! 暑いでしょうね いや熱いが正解かもです

粽どうですか~今宵限りで・・・

祇園祭宵山です。今回は雪丸は自宅で留守番です。天気が心配でしたが、やはり夕方雷がきました。たいした降りではありませんでした。しかし宵山さすがですね。すごい人出、新町通 室町通は例年のように人の一方通行で身動きが・・・あっちこっちから「粽どうですか~今宵限りで・・・」のかわいい声が聞こえます。
今宵限りつながりで「行者餅」お話です。毎年宵山一日だけの発売で完全予約の超限定。お店は柏屋光貞さん 初めて今年挑戦しました。餅に山椒白味噌でクレープの皮のような生地に包まれています。う~ん宵山の味 来年も予約しようかな
mitsusada

ところで歩き疲れたらおすすめの場所があります。
スタバの京都烏丸六角店です。全面ガラス張りで紫雲山頂法寺(六角堂)がきれいです。涼しい店内からコーヒーを飲みながら眺める六角堂 時間によってはライトアップされますので祗園祭の時期以外でもおすすめです

京都為無案内旅人立之

本日からブログを始めさせていただくことになりました。よろしくお付合いください。そして京都を旅行される方に少しでもお役に立てれば幸いです。
最初は?悩みましたがやはりこれからスタートです。
三条通の白川橋のたもとにあります 三条白川橋道標です。ちおんゐん ぎおん きよ水みちへ案内しています 延宝6(1678)年建立で京都市内で最古の道標です。しかし、問題は道標の左側です。
「京都為無案内旅人立之」京都がよく分からない旅人の為に建てると説明しています。親切で少し上から目線でいいですよね。最近少し東に行ったところに「坂本龍馬・お龍 結婚式場跡」碑が建立しました。ということは龍馬もお龍も三条白川橋道標を見ている可能性が・・いや触ったかも・・・
説明している道標が、八坂庚申堂の門の左側と地主神社登り口右側にあります。「問こたへなくてものいふ此石は道行人のしをりともなれ」とあります。すばらしいですね。書体もすばらしいですので
お近くにいらした際にはご覧ください
shirakawa
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